Christopher.R(クリストファーアール)で施術テクニックのメインとなる「シンセティックボディケア」に関してのお話しを続けています。
前回からシンセティックがサロン経営上に与える影響みたいな部分についてお話ししています。
前回は最後に…、
身体を動かす、健康志向の強いお客様たちが、シンセティックによって身体が回復してくると…。
今度は次の段階のお客様としてご来店していただけるのです。
と言いました。
まず、シンセティックというものが、他のサロンではやっていない…、
ここのサロンでした受けられないということ。
特定の考え方、特定の手技に囚われないようにしています。
特定の考え方
ある理論にそって展開される公式のようなもので、施術の進め具合もそれによってある程度決められている。
(肩こり理論とか腰痛理論といえば分りやすいでしょうか?)
特定の手技
○○テクニック、とか○○ケアの名前が付けられ、巷に出回っているもの。
大体が書籍化、DVD化され、それぞれに全国的にセミナーが開催されていたり、講演が行われていたり…。
これはこれで勉強していくことは必要だとは思いますし、ハヤミズもこうしてきたんですが、弊害があるのです。
目の前のお客様が主体ではなく、勉強してきたことにお客様を寄せようとする…、当てはめようとする…。
あくまでも、目の前のお客様の現状を見て、推測して、そこに勉強してきた「理論やテクニック」を引き出しから出してくる。
こうでないと、非常に危険なんです。
お客様は勉強のお披露目の場ではないのです。
そんなスタンスで自分の施術の中で効果に確信を得られたものを自分の施術テクニックとして組み合わせてきました。
シンセティックとは、synthetic であり、融合・複合という意味です。
synthe という接頭語? にそういう意味があります。
楽器のシンセサイザーもそうですね。
あれ一つでいろいろな音色が出るでしょ?
自分の施術はシンセサイザーのイメージ。
必要によっていろいろなジャンルのテクが出てきます。
ある時は経絡整体。
ある時は、理学療法・関節包内運動。
また、ある時は運動療法。
さらに、ある時はカイロ…。
そして、またある時はリフレクソロジー…。
まだまだ言葉に出来ない細かいものがた~くさんあります。
そうやらないと、様々な状態のお客様に対応できないと思ってきたからです。
ですから、同じ施術は他では受けられない。
ハヤミズの教えた人たちじゃないとできない施術です。
そこで希少性というものが出てきます。
よそさんでは受けられない施術ですから…。
それによって顧客の固定化が図れるのです。
低価格でお客さまを引き付けても…。
そう言ったお客様は、ほかに安いところが出てくるれば、すぐそちらに足を向けます。
やっている内容(価値)でお客様を引き付けないと、固定化は難しいのです。
もちろん、ここですでにお客様をこちら側で選んでいることになります。
お客様にサロンを選ぶ主導権はありますが、サロン側でもお客様を選ぶことは大事なんです。
低価格で行くところを決めるお客様は、そちらに行っていただければ良いのです。
こちらの内容に対して「行く価値」を感じてくれるお客様に来ていただければ良いのです。
そういうお客様は自分を変えたいと思ってご来店してきます。
ですから、こちらのお話しも熱心に耳を傾けてくれます。
セルフケアをアドバイスとしても熱心に家でやってくれたりします。
こちらとしてもそういうお客様を相手に仕事をしていくことは、
非常に遣り甲斐のある仕事となります。
そういうお客様たちだからこそ、自然と固定化するのです。
そこには固定化促進のためのマーケティングのスキルももちろんあります。
それもスクールでは教えてもいますよ!
教えることは多岐に渡ります。
公式化しているようなものではないですが、ある程度の体系化はしているので習得は可能です。
こういうものだからこそ…。
やはりグループ授業だと無理なんです。
だからハヤミズのスクールはマンツーマン制なんです。
なまじっかの経験あるセラピストさんだと、色々な癖がついているので大変かもしれません。
体重を掛けない…。押さないで引く。手首は使わない…。
とか、今までやってきたことと、正反対のことを要求されるわけですからね。
その点、全くの素人さんの方が先入観無く、素直に受け入れくれるので、経験者よりも迷いがない分、有利かもしれませんね。
まったくの素人さんでも大丈夫です!
OLさんをやってきた女性たちばかりですから…。